ERPソリューションでできることを完全紹介!

目次

  1. ERPとは?
  2. ERP導入で得られる3つの効果
  3. Infor SyteLine(ERP)で出来ること

コロナによる影響により、デジタルトランスフォーマーション(DX)という単語が劇的に浸透してしてきているかと思います。企業のDX化の中の一つの要素として「ERP」と呼ばれるサービスも話題に上がることが少なくありません。「ERPの導入を任されているが、いまいちよく分かっていない」、「ERPの導入自体が目的となってしまっている」、

「そもそもERPって単語自体がわからない」と言った方も多いのではないでしょうか。 そのような方向けに、本記事では「ERP」についての基礎知識から、導入後に期待できる導入効果まで徹底的に解説いたします。

1. ERPとは?

ERPとは、Enterprise Resource Plannningの頭文字を取った略称であり、直訳すると「経営資産計画」ですが、「統合基幹業務システム」の呼称で呼ばれることが多いです。

ERPとは、「統合基幹業務システム」の名の通り企業にとって必要な「生産・計画管理」や「製品・在庫管理」などの別個の基幹システムをオールインワンで提供するソリューションを指します。

つまりERPを導入することで、企業にとって必要な「生産管理」、「販売・購買管理」、「原価管理」、「会計管理」、「原価管理」、「営業管理」等の多くの機能を含んだ基幹業務システムをオールインワンで導入し、それらを一元管理し最大限効果を発揮することができます。

ERP機能代表例

  • 生産管理
  • 販売・購買管理   
  • 原価管理
  • 会計管理
  • 営業管理
  • 人材管理
  • 在庫管理

2. ERP導入で得られる3つの効果

次に、ERPを導入することで期待できる3つの導入効果を紹介いたします。

  1. すべてのデータの一元管理
  2. 部門間横断型のデータ連携により、機動力の大幅強化
  3. 経営資源の効率的な活用

ERPを導入することによって得られる一番の効果としてすべてのデータを一元管理できるといったメリットがあります。

会計関連のシステムをA社、人事関連のシステムをB社といった形で業務毎にシステムを部分的に導入している企業も少なくありません。もちろんこのような形のシステム導入では、業務毎に最適なシステムを導入できるメリットもございます。ただ、デメリットとして、システム間の連携が難しくなります。部分最適ではあってはいても、必ずしも全体最適ではない可能性が高いのです。その点、ERPをオールインワンで導入することによって得られるメリットとしては、システム間の連携が容易にでき、基幹業務システムを統括し、一元管理できるといったメリットがあります。そのため、会計システムや人事システムなど自社のリソースを一つのシステムで管理できると言った大きなメリットがあります。

  • 部門間横断型のデータ連携により、機動力の大幅強化

ERP導入で得られる効果として、部門間横断型のデータ連携により、機動力の大幅強化もメリットとして挙げられます。

前述したとおり、部門を超えて全てのデータを一元管理できるのがERP導入のメリットですが、一元管理し、リアルタイムな状況を可視化することによって、自社の状況が一つの画面上でひと目で分かるようになります。これにより、自社のリアルタイムな状況を瞬時に把握し、瞬時に経営判断が下せるようになります。経営判断が迅速に下せることによって、企業の機動力の強化が見込めます。

  • 経営資源の効率的な活用

ERP導入で得られる効果の3つ目として、経営資源の効率的な活用が挙げられます。

昨今のトレンドとして、個人の生産性をあげることが企業の命題になっております。そういった中で、ヒト・モノ・カネの無駄は可能な限りゼロに抑える必要があります。ERPを導入することによって、経営資源の管理を一元管理でき、自社の無駄を限りなくゼロに近づけ、効率的な経営が可能になり、売上のアップやコストダウンに繋がることが期待できます。

3. Infor SyteLine(ERP)で出来ること

ここまでERPの概要及び導入効果は解説してきましたが、具体的にどういったERPがあるかを解説いたします。

製造業向けERPパッケージ Infor SyteLine

特徴

  • 製造業に特化したERPパッケージ
  • 全世界で6,000拠点以上、日本でも200拠点以上の導入実績
  • 30年以上のノウハウが詰まった製造業向けERPソリューション
  • Infor SyteLineは製造業に特化したERPソリューションであることが最大の特徴として挙げられ、製造業の生産現場からバックオフィスまでを効率化出来ます。

具体的にinfor SyteLineを導入することによって可能になる事として、主要機能を簡単に解説していきます。Infor SyteLineで実現できることは大きく分けて4種類あります。

  1. 生産・計画管理
  2. BI/会計管理
  3. 製品・在庫管理
  4. サービス管理

1.生産管理・計画管理

Infor SyteLineは見込み、受注組立、個別受注、受注生産、繰返生産など様々な生産形態に対応しております。また、工程計画を考慮した製造スケジュール機能なども搭載されており、統合部品表から実現可能な製造スケジュールの立案機能も搭載されています。また、製造計画に連動した形での購買スケジュールの策定、工程計画を加味した上での製造スケジュールの策定などの機能も備わっております。

2.BI/会計管理

BIツールとしての機能や、会計管理機能もInfor SyteLineの強みの一つです。具体的には、製造ライン別の製造スケジュールを直感的なガントチャートとして表示するBI機能。その他にも、見積もり、計画、標準、最新、実際原価の管理機能も搭載されており、それぞれの生産形態に最適な原価差異分析も可能です。その他にも買掛金、売掛金、固定資産、一般会計などの管理及び多通貨管理も含まれているため、詳細に会計を管理できるのも強みです。

3.製品・在庫管理

製品や在庫管理による効率化の機能もInfor SyteLineに搭載されております。具体的には、倉庫管理、購買管理、在庫管理等の管理を始めとした、サプライチェーンマネジメントの機能も備わっているため、最適な形で製品・在庫管理が可能になります。

4.サービス管理

また、部品・装置の製造から販売、設置、運用、改修、最終廃棄に至るまでの履歴、収益、コスト、稼働率などの詳細な数値の管理や、見積もりの作成機能なども搭載されており、業務効率化が見込めます。